- 作者: 高橋歩
- 出版社/メーカー: A‐Works
- 発売日: 2003/12
- メディア: 単行本
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本や映画とかで、耳に残った言葉にはよく影響される。
普通に考えればあたりまえの事だったりしても、かっこいい文章で表現されると強く心に残る。
そういう言葉はなかなか忘れないし、その後の生活にも大きな影響を与える。ってか与えられちゃう。
そんな言葉をちりばめて、写真とあわせて本にしたのがサンクチュアリ出版の「人生の地図(著:高橋歩)」。
「欲望」、「職」、「パートナー」、「選択」、「行動」、「ルール」、「物語」っていう7つのキーワードに沿って言葉が綴られていて、読む人間に正面からぶつかってくる感じだ。
おれはこの本を読んで、自分の感覚を最優先することを決めたり、今後の人生を見つめなおすきっかけにもなった(行動はまだいまいちだけど)。なんでもそうだとは思うけど、読む人によって捉えかたは全然違うはずで、この本にあるようなシンプルな言葉は特にそうだろう。
いい言葉は心に残るけど、なかなか完全に覚えておくことができなかったりする。ちょっと間違って覚えていたり、改めて自分で言うとあんまりかっこよくなかったりする。すげーくやしい。だからこの本みたいに、自分の好きな言葉はいつもメモしておくのいいのかも。
さらりと読むと、20分くらいで全部読めてしまうんだけど、手元に置いておきたくて買ってしまった。ここ一ヶ月くらいで一番たくさん読み返した本だ。
短い言葉をちりばめた本だから、引用するのは良くないのかもしれないが、ひとつだけ紹介。
≪ ポジティブでもなく、ネガティブでもなく、リアルに ≫