- 出版社/メーカー: ポニーキャニオン
- 発売日: 2004/07/14
- メディア: DVD
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ついに日吉にTSUTAYAがオープンした!!
というわけで、見たい映画がある訳でもないのに立ち寄って、レジに行く直前に手に取ったのがこれ。4枚借りたDVDのなかで、一番どーでも良かったんだが、一番面白かった。
リクルートは「採用担当者」のことでそのまんまです。何の採用担当者かと言うとCIAで、これをアル・パチーノが演じている。で、採用されるMITの主席で運動能力抜群で親父がCIAのエリートな若者を演じるのがコリン・ファレル。この二人を中心にしたCIAの訓練施設を主な舞台にしたおはなし。
スパイものの映画は多いけど、訓練所を舞台にしたものは初めて見た。実際のCIAの訓練をもとにして描かれているようで、リアルなのかどうかはわからないけどリアリティがある。騙し騙され合いを登場人物間で繰り返し、最後まで展開を予想することはできなかった。アクションではないエンターテイメントで楽しめるのはうれしい。
アル・パチーノは歳食ってからの方が好きで、この映画でもいい味を出している。頼りになりそうで、経験持ってそうで、でもちょっと壊れてて・・・ コリン・ファレルとの掛け合いもよかった。
CIAの仕事は人を動かす仕事で、人をいい気分にさせてどれだけ自分の思い通りに動かせるかが勝負になる。アフガニスタンやイラクで現地の協力者を金の力で集めてんのもCIAだし、相手の心理を操るのには長けた連中なんだろう。人間不信になりそうだが。。。
そんな仕事を続けるのに必要なのは「大義」で、自分が正しいと、世の中の役に立っていると言う確信がなければとてもできない。アメリカと言う宗教を信じていなければとてもやってられないし、国民から、大統領から、同僚から自分が必要とされているという実感もとても重要なんだと思う。どんな仕事でも同じなのかもしれないな。
レンタル料金400円は安いね。おすすめ。
あぁあと、ブリジット・モナイハンもいい。