Inspirational Mind

2003.10.11 - 2011.04.11

和牛丼の誘い

吉野家、11日に牛丼販売停止 米産輸入禁止で在庫切れ

米国牛の輸入停止に伴い、在庫の尽きた吉野家は牛丼の販売を11日に中止する。
中止になると思うと食べたくなるのが人間の性で、俺の今日の晩飯は牛丼になることだろう

販売できなくなった牛丼に代わって、吉野家ではカレー丼麻婆丼といった代替メニューが中心になる訳なのだが、個人的にはあまり興味ない。カレーならカレー専門店で、麻婆豆腐なら中華料理屋できっと食うだろな。

興味深いのは、築地店と競馬場、競艇場吉野家で販売されるという和牛丼(並盛500円)。牛肉が好きな人間にとって「和牛」というのは魅惑の響きに満ちている。和牛と言うだけでうまそうな気がするし、安い焼き肉屋に行っても和牛は贅沢な気がして注文しない。和牛を食すということはとても贅沢なことのような気がしてしまう。

きっと味は変わらない。それともあえて味を変えてくるのか。500円を無駄と感じさせない味なのかなどと妄想に耽っている。

わざわざ築地に牛丼を食いに行くなんて間の抜けた話だと思うが、こんなことを考えるのは俺だけではないはずだ。安さより質を求める時代になってきていると言われ、コンビニのおにぎりも高いおにぎりの方が売れてるわけだし、高級っぽい香りののする「和牛丼」によって、吉野家築地店が「行列のできる牛丼屋」になったりは。。。しないだろうか。