茶漉しの中には干からびたダンゴムシ。そんな光景を見るとはね。。。
二年前に台湾で買ってきたステンレス製の茶漉しがある。急須を買ってからまったく使わなくなってしまい、台所の流しの脇にずっと置いておいた。
こんなん。
最近は部屋の台所に立つことはほとんどない。
帰る時間はいつも遅く、早く帰れたとしても外食で済ませている。
自炊? なにそれ。。。
そんな事もあり、しばらく人目の届かないところにいたこの茶漉し。
何気なくのぞいてみると干からびたダンゴムシが横たわっていた。
実に壮絶だ。水瓶に落ちた「我輩」と同じその死に様。
運悪く茶漉しの中に落ちてしまったダンゴムシは、必死になって脱出しようとしたに違いない。
しかし、茶漉しとしては優れている洗練された形状は、ダンゴムシにとっては悪魔のかたち。
誰に気づかれることもなく、ダンゴムシは短い命を茶漉しの中で終えた。
まあ、気づかれたとしても死んでたと思うけどな。