幻想だけをずっと追いつづけてた
僕はただ
現実をずっと見ることもなく
闇に身を沈める
喜びに打ち震えることもない
悔しさに涙を流すこともない
ずっと前からわかっていた
自分の力の向かう先を
今、見据えよう
心の光と闇の境を
言葉だけ並べてばかりいても意味はない
光だけを見つづけて走り出していく
輝きつづけられる舞台に立つしかない
思い切り踏み込んで飛ぶしかない
後戻りばかりをしても仕方ない
感じられる喜びなどもうない
何も変わらない、沈んでいくだけ
考えを巡らせるだけでは何も生まれない
ああ、見え隠れする
誘惑と幻想と現実と真実と
まっすぐ向き合い、正していく
自分の道を踏みしめながら