横浜動物園「ズーラシア」に行ってきた。とても広い動物園だと聞いていたので、ちょっと期待していた。
ズーラシアは希少動物を中心に集めた動物園で、1999年に開園した。園内のエリアを世界の各地域ごとに分け、動物だけでなく、植物、建物、置物などを揃え、それぞれの地域を体感できるようになっている。ホームページで園長さんが書いていたが、「希少動物の保護繁殖や研究機能」も意識して作られているようだ。
希少動物の保護を謳うだけあって、動いている姿を初めて見る動物も多く、とても楽しめた。観る人を楽しませるための演出も随所に散りばめられていて飽きることもない。
が、ちょっと物足りない。どうも優等生すぎる。美術館や博物館の中を歩いているような気分になった。
確かに満足はしたが、もう一度行きたいという気分にはならない。次に行くことがあるとしたら、さらに動物園が拡張されるか、自分に子供ができたときだろう（いつだよそれは）。
ただ、ズーラシアはこれで良いのだと思う。遊び心を求めるのであれば他にも動物園はある。高い目標を掲げているわけだから、その役割を追求していってくれればいい。
アリクイがどうしても観たくなったら、またズーラシアに行きたくなるだろうしね。
