Inspirational Mind

2003.10.11 - 2011.04.11

認め合うこと

自分が望みさえすれば、成長しようとすることをやめなければ、柔軟に吸収しつづけることを止めなければ、人は前に進むことができる。そう信じたい。だから、人生のすべては過程でしかなく、人生に結果なんかひとつもない。常にどこか未熟で、どこかが人より優れている。それは、性別も年齢も人種も住んでいる国も、何ひとつ関係ない。

この世にはいろんな人間がいる。だれかの考えが正しいわけでもなければ、間違っているわけでもないのだろう。物事の正誤など、永久に証明することなんかできない。「歴史が証明する」なんてのもあやしい。

だからこそ、自分以外の人間の考えや存在を、ちゃんと認めなければいけない。他人を憎んだり、恨んだり、罵ったりすることは意味はない。そういう人間もいるということ、それをまず認識しなきゃいけない。相手が未熟なのはしょうがない。どうせ自分もたいした事はない。だから相手を認める。自分の中から排除するのも駄目だ。

結局、やんなきゃいけないことは、みんな一緒になって最善に近い道を選びつづけることだ。完璧はない。でも同じ出来事も二度と起こらない。傾向と対策も大事だけど、それを信じて考えることをやめてはいけない。でもこれは、ものすごーくめんどくさい。。。

でもこれをやらずにいることは、結局は相手を認めていないことで、相手を自分の中から排除してしまっていることになる。排除の延長上にあるのが戦争であり・・・ 人間の業だな。

みんながほしいのは幸せで、金をはじめとするその他のものは全部おまけだ。みんなが幸せになりたい。

宗教や思想、国、集団・・・ 何かによりかかるのは簡単だが、現実逃避になりがちだし、手間のかかることはやめたくなる。結論を無理矢理出して解決するのはごく一部で、その外側にはより大きな歪が生まれる。

だから考えなきゃいけない。完全な結論は出ない。その都度、先をみすえて必死で考える。悲観的にならず、前向きに。弱肉強食は人間にあてはめたくないよな。。。

とりあえずは、身近なところから考えてみるのがいいのだろう。小さいものが実現できなきゃ、どーせなにもできない。