紙を使った単純なメモ術だったら、100円ノートの「超メモ術」が一番使いやすいと、今でも思っている。ただ、100円ノートだとちょっとひもじい気分になるので、メモを取る意欲を高めるために、私はMoleSkinを使っていた。胸ポケットにノートとペンを入れておいて、思い立ったらすぐにノートを取り出して、すかさずメモを取る。このメモ術と福田和也さんの「ひと月百冊読み、三百枚書く私の方法 (PHP文庫)」に影響されて、このノートにすべてのメモを集約させていた時期もあった。
100円ノートにはスケジュールがついていないので、現在ではSD（System Diary）を使用しているが、普段の情報処理の大半をPCで行っていることと、システム手帳のリフィルを整理するのが面倒な自分としては、シンプルなノートに戻そうかと改めて考えている。
場所を選ばずにメモを取るという行為は、現状では紙に勝るものはなく、アメリカのような車社会ではない日本ではボイスレコーダーを使うわけにもいかず（購入して試したこともある）、結局は紙が一番いい。電子情報と紙情報をもう少し効率的な管理がここ数年の課題で、明確な解答はまだないのが現状だ。
ブログも携帯から更新できるし、ウェブ進化論の梅田さんのようにツールに歩み寄ることができればいいのかもしれないが。。。
